2005年7月30日(土)「しんぶん赤旗」

臨海副都心3セク2社

都に81億円放棄求める

民事再生計画案を発表


 臨海副都心でビル事業を行う東京都の第三セクター、東京ファッションタウン(TFT、資本金約百七十二億円)、タイム二十四(同約二十五億円)の二社は二十九日、東京地裁に民事再生計画案を提出しました。両社の負債総額は千四百九億円。金融機関に負債の65%にあたる八百五十四億円、都に同92%の三十五億円の債権放棄を求めます。

 日本政策投資銀行には債権額の44・7%の二百四十四億円、市中銀行には同28・4%の二百十九億円を弁済(返済)する計画です。

 一方、都の債権三十七億九千二百万円のうち返済は二億九千百万円(7・7%)にとどめ、出資金を含め八十一億五千万円の棒引きを求めています。

 再生計画案によると、両社とも資本金を全額減資して都の第三セクター「東京ビッグサイト」が両社に計六十億円を出資して、両社を子会社化。来年四月に二社を吸収合併し、二社のビル事業を継続させる予定です。

 都はTFTに四十二億五千万円(資本金の24・6%)、タイムには四億円(同16・1%)を出資。両社とも「民活法」の適用を受け、国や都から補助金をもらいオフィスビル三棟を建設したものの、ビル事業は大赤字で、今年三月期決算で累積損失が四百七十七億円にふくらみ、三月に東京地裁に民事再生法の適用を申請していました。

 日本共産党都議団は三月都議会で、第三セクターへの財政投入を打ち切り、破たん処理を行うよう求めていました。


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