2005年4月26日(火)「しんぶん赤旗」

メキシコ市長

120万人が支持デモ

免責特権はく奪“大統領選排除が目的”


写真

レフォルマ大通りを埋めたメキシコ市長支持のデモ=24日、メキシコ市(松島良尚撮影)

 【メキシコ市=松島良尚】裁判所の道路建設中止命令に従わなかったとして免責特権をはく奪されたロペス・オブラドル・メキシコ市長(民主革命党)を支持する「沈黙の行進」が二十四日、メキシコ市でおこなわれました。百二十万人(治安省発表)が市中心部のレフォルマ大通りを埋めました。

 市長はデモ到着地点の憲法広場で、「免責特権はく奪の本性は自分を来年の大統領選挙から締め出す政治的なもの」「自由に大統領を選ぶ権利を国民から奪おうとしている」と一連の策動を非難しました。

 また、大統領選挙への立候補を前提に、「社会の後押しがあってこそ現状を変えることができるが、各分野の社会勢力との合意ですすめれば変革はもっと前進する」とのべ、貧困克服を第一の課題にあげました。

 連邦検察庁は市長に対する出頭命令を出すよう裁判所に求めていましたが、検察庁の一連の措置が「本件の究明の障害となっている」として拒否されました。市長が拘束も逮捕もされていないのに、検察庁が一方的に保釈金措置を認め、与党・国民行動党の地方議員が勝手にそれを支払っていた不可解な事実が明らかになっていたからです。

 今回の事態が起こったのは、世論調査で国民の人気がトップの同市長を、国政与党側が大統領選挙から排除するためとみられます。

 市長は、下院による七日の免責特権はく奪決議以降、職務から離れています。その間、メキシコ各地を回り、正当性を訴えてきました。


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