2005年4月26日(火)「しんぶん赤旗」

福岡県警裏金

使い道の記録あった

参院委吉川氏質問 警察庁次長が認める


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質問する吉川春子議員=25日、参院行政監視委

 福岡県警の裏金問題について、同県警本部会計課が毎月の捜査費の一部を流用した「基本経費」(裏金)の使い道を裏帳簿に記録していたことが二十五日の参院行政監視委員会で明らかになりました。日本共産党の吉川春子議員の追及に、警察庁の吉村博人次長が答えたもの。

 福岡県警本部の「調査報告書」(二〇〇四年十二月十六日付)によると「基本経費」として月額四十万円、年額四百八十万円、五年間で計二千四百万円を保留し、捜査本部に対する激励費・慰労費、本部長室経費に使用していました。

 吉川氏は、警察庁の資料によると、同県警本部長の交際費の使用額が一九九八年度35%、九九年度74%、二〇〇〇年度55%で残額があるにもかかわらず、毎年、捜査費から四百八十万円の裏金をつくり、ゴルフ、接待など、交際費では認められないものに使われていたのではないかと指摘。裏金には領収書が必要なく、証拠を示すものが一切なく、不正に私的流用していない立証もできないことを示し、「『基本経費』を裏金として裏帳簿に記録していたのではないか」と迫りました。

 吉村次長は、福岡県警の調査によると、当時の会計課職員が「手控えの出納帳等に出納状況を記録していた」と裏帳簿が存在していたことを認めました。

 吉川氏は、全国二十五の都道府県の警察が組織ぐるみで裏金づくりをしていたことが判明しているのに「どこも刑事責任を問うように積極的に動くところがない」と指摘。警察の裏金づくりを解明するために国会法一〇五条に基づき、会計検査院に調査、報告を求めることを提案しました。


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