2005年2月28日(月)「しんぶん赤旗」

日本共産党緒方国際局長

ベネズエラ与党幹部と会談

両党の活動交流 関係確立で一致


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ベネズエラ・第五共和国運動のモラレス国際局長(右から3人目)と会談する日本共産党の緒方靖夫国際局長(同2人目)=26日、カラカス市内(菅原啓撮影)

 【カラカス(ベネズエラ)=菅原啓】ベネズエラの首都カラカスで開催中の第四回社会債務サミット(米州社会憲章検討サミット)に参加している日本共産党の緒方靖夫参院議員・国際局長は二十六日、ベネズエラ与党の第五共和国運動(MVR)のアウロラ・モラレス国際局長と会談しました。

 モラレス氏は、日本共産党代表の会議参加を「歓迎します」と述べたうえで、第五共和国運動の歴史、貧困層の救済や教育・医療面を重視した改革の中で同党が果たしている役割、基本路線を明確化するために準備されている党大会や国会・地方議員選挙の取り組み、党員拡大の活動などを紹介しました。

 緒方氏は、今回の訪問でベネズエラの情勢と改革の成果を直接目にできたことを喜んでいると述べたうえで、日本共産党の歴史や国内外での活動を説明しました。この中で「しんぶん赤旗」が百八十万の発行部数をもっていることを紹介すると、同席者から「すごい」との声が上がりました。

 緒方氏は、国民の信任を繰り返し得ながら民主的、平和的に改革を前進させているチャベス政権の動向に注目している日本共産党の立場と関心を述べるなど、互いによく知り合うための情報と意見を交換しました。

 最後に両者は、両党の友好と連帯の関係を確立することで意見が一致しました。

 第五共和国運動はチャベス大統領を事実上の党首とする政党で、国会議員数では与党陣営の八割を占めています。

 会談には、日本共産党の神田米造国際局次長、第五共和国運動のビクトル・ウゴ・モラレス国会議員ら四人が同席しました。



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