2005年2月23日(水)「しんぶん赤旗」

妊娠したら退職を強要

“女性応援しなければ”

石井議員に南野担当相


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質問する石井議員=22日、衆院予算委

 日本共産党の石井郁子議員は、二十二日の衆院予算委員会で少子化問題をとりあげ、妊娠した女性に退職を強いる“妊娠リストラ”や、出産後も働き続ける女性が「犬猫にも劣る母親」などといわれている住友金属工業株式会社の実態にふれ、政府として職場での男女差別を是正するよう求めました。

 南野知恵子法相・少子化対策担当相は「耳を疑った。男女雇用機会均等(法)の中で、もっと女性を応援しなければ」と答えました。

 石井氏は、住友金属では学歴や業務内容にかかわらず女性の昇進・賃金が全員最下層で、同期同学歴の男性に比べ、年収五百万円、退職金千三百万円の格差を強いられていると紹介。同社は「真に公平で差別のない職場社会を実現」とするコンプライアンス(法令順守)を掲げているとのべると、尾辻秀久厚生労働相は「いっていることとやっていることが違うのはまずい。そういうケースがあるなら、是正・指導する」と答弁しました。

 石井氏は、一九九〇年代以降、政府がさまざまな少子化対策を講じても出生率は低下し続けていると指摘。とくに仕事と子育ての両立支援に関する施策の遅れを直視すべきだと求めました。

 細田博之官房長官は「障害はすべてとりのぞくつもりでとりくみたい」、南野法相は「育児との両立が困難で仕事を辞める女性が多いのは残念。子育ての喜びを実感できる社会にしなければ」と答えました。



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