2005年2月19日(土)「しんぶん赤旗」

大阪・寝屋川中央小学校

児童ら4日ぶり登校


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教職員殺傷事件から4日ぶりに授業が再開され、集団登校する児童に笑顔であいさつする教諭たち=18日午前8時、大阪・寝屋川市立中央小学校

 「おはよう。元気だった?」。先生の声が響きます。寝屋川市立中央小学校は十八日、授業を再開しました。

 事件から四日ぶりの登校となり、「先生おはよう!」と元気にあいさつする児童たち。出迎えた先生に飛びついていく子、亡くなった鴨崎満明教諭のクラスの五年生の中には小さな花束を手に登校した児童もいました。

 この日学校を休んだ児童は二十一人。多くはカゼなどによるものですが、二人は、家族からの連絡で事件の影響によるものとみられます。

 登校後には体育館に集まり、校長が「鴨崎先生も、みなさんが元気で優しく、希望をもって生きてくれることを望んでいるでしょう」と語り掛け、黙とうしました。

 「できるだけ体を動かし、リラックスしてもらう」とドッジボールやしりとりゲームなどをしました。

 鴨崎教諭の五年一組のクラスでは、机に花や折りづるが飾られました。



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