2005年1月29日(土)「しんぶん赤旗」

全国市長会が核廃絶決議


 全国市長会(会長・山出保金沢市長)は二十六日、都内で「核兵器の廃絶を求める決議」を採択しました。同会の決議としては一九九五年、九八年に続くもの。

 決議は、核兵器をめぐる世界情勢が深刻さを増す中、今年五月にニューヨークで開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議が「核兵器廃絶を進めるうえで大変重要な意義をもつ会議となる」と指摘しています。

 また、世界の七百近い都市が集まる平和市長会議(広島市長が会長、長崎市長が副会長)が、二〇二〇年までの核兵器廃絶をめざす「核廃絶のための緊急行動」を展開していることも紹介し、「核兵器廃絶に向けた国内外の世論がより一層喚起され、核兵器のない世界が一日も早く実現されるよう強く求める」と結んでいます。



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