日本共産党

2004年12月21日(火)「しんぶん赤旗」

3月メドに“改憲提言”

民主党大会終わる


 民主党は二十日、定期大会を福岡市内のホテルで開き、来年三月をメドに改憲のための「憲法提言」をつくることなどを明記した活動方針、規約改正を採択して二日間の日程を終了しました。衆院福岡2区補選の決起集会を兼ねた大会本会議に先立ち、幹部らが市内七カ所などで街頭演説を行いました。岡田克也代表は同市天神で候補者と並んで演説に立ち必勝を訴えました。

 岡田代表は大会本会議で、来年を政権交代に向けた土台づくりとして党改革、選挙準備、政策にとりくむ一年と位置付け、総選挙での過半数獲得を目標に、地方議員拡充と候補者の日常活動強化を課題に掲げました。

 政策では、改憲を前提に国連決議があれば日本の武力行使も可能とすることなどを盛り込んだ「2015年、日本復活ビジョン」をもとに党内議論を進めると表明。地方分権など地域再生、消費税を増税し財源とする年金「改革」や介護保険など社会保障制度改革、外交の三点をあげました。

 大会後の記者会見で岡田氏は、衆院解散・総選挙に追い込むことを強調すべきとの党内の声にどう対応するか問われ、「現実に追い込まれて解散・総選挙を打った政権はない。総選挙への準備を進め、確実に勝つことを重視して党運営を進めたい」とのべ、党内の土台固めを優先させる考えを示しました。



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