2004年11月22日(月)「しんぶん赤旗」
 ほうきを持って御堂筋をパレードする青年たち＝２１日、大阪市 |
「武力で相手を従わせる、そんな古い時代は終わらせなあかん」と二十一日、大阪市内を青年たちがほうきなどを持って練り歩く「戦争放棄パレード」が行われ、約二百人が「広げよう憲法九条」などと訴えて約三キロの道のりを行進しました。主催は同実行委員会。
サンタ姿や竹ぼうき。若者でにぎわう御堂筋や千日前では、ユニークな装いに注目が集まりました。交差点で信号待ちをしながら行進を見ていた男性（３０）＝ガラス屋＝は「休みの日だから普通はゆっくりしたいのに、あんなにたくさんの人が集まるなんてすごい。自分の信じることに自信を持っているんですね｡今どき､若い人なんて遊んでばっかりなのに」と感心しきり。
参加した亀甲宜男さん（２１）＝学生＝は「アメリカに従って自衛隊のイラク駐留を続けるなんて情けない。自衛隊を戦争に行けるようにする憲法改悪には反対。このままでは、そのうち僕らに徴兵制がしかれるかもしれません」と危機感を募らせていました。
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