日本共産党

2004年11月17日(水)「しんぶん赤旗」

神奈川・座間

米軍基地強化に反対

市、議会、市民が連絡協議会


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あいさつする星野市長(中央)=16日夜、座間市役所

 神奈川県座間市と同市議会、市民代表でつくる「キャンプ座間米陸軍第一軍団司令部等移転に伴う基地強化に反対する座間市連絡協議会」が十六日、発足しました。

 同会は、同市と相模原市にまたがる「キャンプ座間」への米陸軍第一軍団司令部の移転計画に反対し、「基地の機能強化、恒久化を阻止することを目的」(会則)とし、今後は、要請行動、調査や情報収集・提供など必要な活動をおこないます。

 市役所内で開かれた設立総会には、約五十人が参加しました。

 星野勝司市長が「市は基地の全面返還を基本方針としている。移転を認めれば、基地の恒久化、基地強化につながり、永久に遠のいてしまう。国を動かし、目的がかなう運動を」とあいさつしました。

 協議会の会則、役員などを決め、会長には星野市長を、役員には議長、会派代表をはじめ、市自治会連絡協議会の会長らを選出。日本共産党の中沢邦雄座間市議団長も役員として選ばれました。

 参加者は「移転は基地機能の強化・恒久化につながり、当市が求めている基地返還に全く逆行する」とする移転反対決議を拍手で採択しました。

 日本共産党の中沢市議団長は「座間市、市議会、市民が一体となり、反対運動に取り組む協議会ができたことは大変意義があることです。日本共産党も運動を広げるために全力をあげて頑張りたい」と話していました。



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