2004年11月15日(月)「しんぶん赤旗」
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第四十二回全国囲碁将棋大会(赤旗名人戦)全国大会第二日は十四日、東京・池袋のホテル・グランドシティでベスト8による準々決勝以降の対戦がおこなわれ、激戦の結果、囲碁は長野代表・高津昌昭さん(18)、将棋は東京代表の秋山太郎さん(37)がそれぞれ初優勝、赤旗名人となり、表彰状と允許(いんきょ)状、優勝カップを受けました。
囲碁の準優勝は愛媛の高下達也さん(42)、三位は東京の湯浅英之さん(44)。将棋の準優勝は千葉の武田俊平さん(25)、三位は埼玉の遠藤正樹さん(37)となりました。
表彰式で囲碁審判長の梶原武雄九段は「ことしのみなさんはたいへん感度よく進んでこられ、総体的に立派な会でした」、将棋審判の沼春雄六段は「十代が十人、女性がベスト8に進出するなど新しい流れがあり素晴らしい大会でした」とそれぞれ講評しました。
奥原紀晴赤旗編集局長代理が閉会のあいさつをしました。
赤旗囲碁名人 高津昌昭さん 運が良かったです。おとなの大会で二回戦より上がったのは初めて。いつも悲しい気持ちで電話するのですが、やっといい報告ができます。
赤旗将棋名人 秋山太郎さん 昨年も一昨年も勝てそうで勝てなかったので、今年はぜひ優勝したいと思っていました。プロの公式戦(赤旗新人王戦)に参加できてうれしい。