2004年11月10日(水)「しんぶん赤旗」
![]() 懇談する日本共産党の石井衆院議員(右端)、新婦人の高田会長(左から2人目)ら=8日、東京・文京区、新婦人中央本部 |
日本共産党国会議員団男女平等推進委員会会長の石井郁子衆院議員と紙智子、小林みえこ両参院議員は八日、東京・文京区の新日本婦人の会中央本部を訪れ、役員と懇談しました。
男女平等への取り組みをはじめ、女性のさまざまな要求をとりあげて活動する新婦人から要望を聞き、要求実現にむけて意見を交換しました。
新婦人からは高田公子会長、玉田恵事務局長、高橋和枝副会長ら八人が出席しました。
高田会長は、乳幼児医療費無料化やサービス残業(ただ働き)の是正、学校トイレ改修などの要求を日本共産党国会議員団と連携して実現してきたとのべ、「引き続き、さらに要求実現へがんばりたい」と語りました。
石井議員は、小泉内閣の「三位一体」改革では女性や子どもに関係する補助金が削減の対象になっていることを指摘。児童福祉法や育児介護休業法の改正にふれつつ、「運動で実現できる課題はたくさんあります。これまでの活動の成果を発展させ、みなさんと力を合わせていきたい」とのべました。
新婦人の役員からは、「乳幼児医療費無料制度を求める」「三十人学級や義務教育国庫負担制度を堅持する」「介護保険制度の改悪に反対し改善を求める」「パート・派遣など非正規労働者への『均等待遇』を求める」の四つの署名活動へのとりくみを紹介。「新婦人が持つ、国連の経済社会理事会の特別協議資格を国会活動にも役立てて」と要望が出されました。
紙、小林両議員は「要望にこたえ国会でがんばります」と語りました。