日本共産党

2004年11月10日(水)「しんぶん赤旗」

イラク・ファルージャへの米軍攻撃

ロシア、中国が批判・憂慮


 【モスクワ=田川実】イラク・ファルージャへの米軍の攻撃についてロシア外務省のヤコベンコ情報局長は九日、「軍事行動がイラク国民の新たな死傷者を生んではならない。予定されるイラク総選挙をめぐる状況を悪化させかねない」と懸念を表明。また「イラク問題の解決は軍事的やり方だけでは不可能。社会的、国民的合意に向け力を集中すべきだ」と述べました。

 【北京=菊池敏也】中国外務省の章啓月報道官は九日の記者会見で、イラク・ファルージャに対する米軍およびイラク政府軍の攻撃について、「罪のない民間人が死傷しており、われわれはこれを深く憂慮する」と発言。また、イラク情勢が「早期に安定を回復し、期日通り総選挙が実施され、復興作業が順調に進み、イラク人民が平穏で平和に安定した生活が送れるよう希望する」と述べました。



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