日本共産党

2004年10月31日(日)「しんぶん赤旗」

憲法をいま、輝かせよう

東京で集会、シンポジウム開く

「9条」を他国にも

憲法草案作成者 ゴードンさんが価値語る


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「10・29輝け日本国憲法」集会で発言するベアテ・シロタ・ゴードンさん

 「10・29輝け日本国憲法」集会(主催=同実行委員会)が二十九日夜、東京・千代田区の九段会館で開かれました。GHQ(連合国軍総司令部)憲法草案作成者の一人であるベアテ・シロタ・ゴードンさんを米国から迎えて講演とシンポジウムを行った同集会。会場には、約千人が詰めかけ、ほぼいっぱいになりました。

 集会は冒頭、「一筋の光―日本国憲法と世界―」と題して浦田一郎一橋大学大学院教授が、日本国憲法のどこに特徴があり、価値があるのかについて話しました。

 続いて講演したゴードンさんは、一九二三年にウィーンで生まれ、五歳半で来日して以来、日本の女性が無権利状態に置かれていることをつぶさに見て育ち、十五歳でアメリカに単身留学、第二次大戦終了後、両親の消息を求めてGHQ民政局調査専門官として再来日した経歴を詳しく語りました。

 そのうえで、二十二歳で憲法草案制定会議のメンバーとなり、図書館を回って資料を集め、草案の女性の権利の部分をまとめ、現憲法の二四条に残ったことや、一九四六年三月四日に民政局の運営委員会と日本政府代表の徹夜の極秘会談で通訳を務めたことなどを明かしました。最後に「五十七年間も改正されなかったのは、いい憲法だから」「憲法九条は他の国もモデルと認め、まねしたらいい」とのべました。

 シンポでは、仲築間卓蔵元テレビプロデューサーや、三上満東葛看護専門学校校長、吉田健一弁護士、黒川俊雄慶応大学名誉教授、布施祐仁日本平和委員会常任理事がそれぞれの立場から、憲法を守り輝かせるためにいま何をしたらいいか提言しました。



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