2004年10月9日(土)「しんぶん赤旗」
![]() 県民の信を問うことを表明する橋本知事=8日、高知県議会 |
高知県の橋本大二郎知事は八日、県議会が辞職勧告決議案を可決したことを受け、県議会議長に辞職届を提出。議会が承認しました。十一月には知事選挙がおこなわれます。
橋本知事は辞職承認を受けた後の議会でのあいさつで、三位一体の改革などに関して、積極的に国に意見をあげていくうえで、辞職勧告を受けた身では困難なことなどに言及。「辞職勧告の理由が県民に不信感を与えているということであれば、私自身が、もう一度、直接、県民に問い直すしかないと考えた。あらためて県民の信を問いたい」とのべました。
辞職勧告決議案は自民党と県民クラブ(民主党、社民系)が提出。橋本知事が初出馬した一九九一年の知事選挙で橋本陣営の幹部、関係者が、坂本ダム工事の「談合疑惑」に関与しているが、知事が疑問を解明せず県民に不信感を与えていると「批判」。知事が不関知、不関与を主張し、十月に説明責任をはたすと答弁しているのに、一方的に、辞職を勧告しています。採決では、自民党と県民クラブ、公明党などが賛成し、無所属の一人を含む「日本共産党と緑心会」は反対しました。
高知県の橋本大二郎知事が八日、議長に辞職願を提出し受理されたことを受けて、「日本共産党と緑心会」の田頭文吾郎団長は次の談話を出しました。
辞職勧告決議は、県民に顔を向けた県政改革の流れを止め、逆流させるもので何の道理もなく、県議会の良識が疑われる暴挙であり、断じて許されない。橋本県政の継続のために全力をあげる。