2004年10月2日(土)「しんぶん赤旗」
 ペナントを手に場内を一周する中日の落合監督ら |
プロ野球セ・リーグは１日、中日の５年ぶり６度目の優勝が決まりました。優勝へのマジックナンバーを「１」としていた中日は本拠地ナゴヤドームで広島に延長戦の末に敗れましたが、マジック対象のヤクルトが先に巨人に敗れたため、中日のリーグ制覇が決定しました。ヤクルトは残り試合に全勝しても勝率、勝利数とも中日を上回れなくなりました。
落合博満監督（５０）は就任１年目で優勝に導きました。新人監督のリーグ制覇は２００２年の西武・伊原、巨人・原両監督以来２年ぶり。６度の優勝回数はヤクルト、広島と並びリーグ２位。
労組日本プロ野球選手会によるストライキで２試合が中止となり、今季は１３８試合でペナントレースは終了しますが、中日は５試合を残しての優勝決定となりました。パ・リーグ覇者との日本シリーズは１６日に開幕しますが、中日は１９５４年以来５０年ぶり２度目の日本一を目指します。
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