2004年8月22日(日)「しんぶん赤旗」
【アテネ五輪取材団】第二十八回夏季五輪・アテネ大会第九日の二十一日、自転車の男子チームスプリントで伏見俊昭、長塚智広、井上昌己の日本チームが銀メダルを獲得。ヨットの男子４７０級で関一人、轟賢二郎組が３位に入りました。日本ヨットのメダルは史上２個目、男子では初めて。
野球の日本は台湾を相手に延長十回、小笠原道大選手(日本ハム)の犠飛で４―３でサヨナラ勝ち。一次リーグ５勝１敗で四位以上を確定させ、最終戦を待たずに準決勝進出を決めました。
第八日は、競泳女子八百メートル自由形で柴田亜衣選手が日本の自由形で女子史上初、男子を含めても戦後初の金メダルに輝く快挙を達成。女子二百メートル背泳ぎで中村礼子選手が銅メダルを獲得しました。日本競泳陣のメダル七個は戦後最多。
陸上では、男子一万メートルでケネニサ・ベケレ選手（エチオピア）が２７分５秒１０の五輪新で快勝。ソフトボールの日本は中国戦で上野由岐子投手が五輪史上初の完全試合を達成しました。
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