日本共産党

2004年8月14日(土)「しんぶん赤旗」

ヘリ墜落

市街地中央の基地で繰返される米軍事故


年表

 十三日墜落したCH53ヘリが所属する米海兵隊第三六海兵航空群が置かれている普天間基地は沖縄県宜野湾市の中心部に位置しています。フェンス際までびっしりと住宅や学校、商業施設が連なり、その上を米軍機が早朝から深夜まで離着陸を繰り返し、旋回飛行訓練も行っています。

 宜野湾市によると、同基地には、CH53ヘリ十五機をふくめヘリコプター五十六機、固定翼機十五機が配備されており、米海兵隊岩国基地(山口県)などからも頻繁に米軍機が飛来しています。一日の騒音回数は平均で二百回に達しています。

 今回墜落したCH53ヘリは、一五五ミリりゅう弾砲や車両などの重装備を前線に運び、一度に五十五人の兵員を輸送できるとされます。

 沖縄県復帰の一九七二年以後、普天間基地所属機の事故は七十件を超えており、このうちCH53ヘリが起こした事故は墜落、不時着、緊急着陸、部品の落下など二十五件にのぼっています。

 宜野湾市は一貫して普天間基地の返還を要求。日米両政府は、一九九六年のSACO(沖縄に関する特別行動委員会)最終合意で、沖縄本島東海岸への移設=基地たらい回しを決定。その後、名護市沖への移設を決め、これに固執し続けているため、返還の見通しは立っていません。

 そのようななか、今回のCH53ヘリ墜落事故は起こるべくして起こったといえます。



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