日本共産党

2004年8月6日(金)「しんぶん赤旗」

核兵器なくそうの思い一つに

広島 女性のつどいに1500人


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「核兵器なくそう女性のつどい2004」の参加者たち=5日、広島市

 女声コーラスの透きとおるような歌声が響きます。「核兵器なくそう女性のつどい2004」が五日夜、広島市で開かれ、千五百人が会場を埋めました。主催は核兵器なくそう女性のつどい2004実行委員会。

 被爆の体験記録集の手記からできた手作りの朗読劇「ひろしまの詩2004」。広島の女性のコーラスが童謡を歌い、朗読に華を添えました。「僕は原子爆弾嫌いだ!」など、当時の様子を五人の小学生が読みました。現在の苦しみ、被爆の回想を六人の女性たちが朗読しました。

 カザフスタンやロシア、フィリピン、アメリカなど海外から参加の七人が拍手で迎えられ、「子どもの朗読に心うたれた」と話しました。イタリアのパオラ・マンドゥーカさん(イタリア反戦連合)は「戦争でいつも犠牲になるのは子ども、お年寄り、女性たちです。戦争をやめさせる運動は女性の肩にかかっている」と連帯を訴えました。

 「世界を動かすのは大国の強大な軍事力ではなく、平和を願う諸国民の世論と運動です」と女性の草の根からの連帯を呼びかけた集会アピールを採択。新日本婦人の会の高田公子会長が実行委員会の報告に立ち、連帯と歓迎のあいさつをのべました。集会に秋葉忠利広島市長がメッセージを寄せ、井上美代新日本婦人の会前会長が紹介されました。



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