日本共産党

2004年8月3日(火)「しんぶん赤旗」

イラク

教会狙い爆弾テロ

占領後初 5カ所同時、15人が死亡


 【カイロ=小泉大介】イラクの首都バグダッドと北部の都市モスルで一日午後、計五カ所のキリスト教会やその近くで自動車爆弾などによる同時多発的な爆発が発生し、ロイター通信によると、イラク人少なくとも十五人が死亡、数十人が負傷しました。

 イラクでキリスト教会が爆破テロの標的となったのは米軍による占領開始以降初めてです。

 バグダッドでは南部のカルデア教会で、付近の駐車場に侵入してきた車が爆発し、少なくとも十二人が死亡、さらにカラダ地区のアルメニア正教の教会、アッシリア教会など三カ所で相次ぎ爆発が起きました。

 モスルの教会では、爆発で一人が死亡、十五人が負傷し、爆発の直前にロケット弾が撃ちこまれました。爆発発生時、いずれの教会も、日曜夕の礼拝のために多数の住民が集まっていました。

 イラクにおけるキリスト教徒は人口約八十万で全体の3%と少数派ですが、旧フセイン政権時代には政権幹部にも登用されるなど、イスラム教徒との間で目立った対立はありませんでした。

 今回の事態は、イラクの治安悪化がさらに重大な段階に達したことを示しています。



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