日本共産党

2004年7月22日(木)「しんぶん赤旗」

改憲阻止へ壮大な運動を

全労連など6団体 共同センター発足確認


 全国革新懇代表世話人を選出する六団体の会長・事務局長会議が二十一日、東京都内で開かれ、重大化する憲法問題で改憲阻止の共同センターを九月初めまでに発足させることを申し合わせました。

 会議には全国労働組合総連合、全国商工団体連合会、新日本婦人の会、全日本民主医療機関連合会、農民運動全国連合会、民主青年同盟の代表が出席。改憲のスケジュールが自民、民主両党や財界から明らかにされている状況下、戦後六十年間に積み重ねてきた民主勢力の総力を傾けた歴史的なたたかいが求められていると共通して強調されました。

 すでに新婦人は全国革新懇の憲法改悪反対署名を十二万人分、全商連も同じく十三万人分を集約。各地で憲法学習などの運動をすすめています。

 民医連は憲法手帳を七万冊普及し、憲法九条、二五条(生存権)にちなんで、毎月九日と二十五日に全国いっせい行動デーを計画しています。

 会議では「国民の目に見える改憲阻止の壮大な運動をつくるために、共同センターを立ち上げ、集会なども開きたい」との全労連の提案を一致して確認。八月十一日に六団体と全国革新懇の実務者会議を開き、憲法改悪反対・共同センターの発足、それへの参加などを広く呼びかけていくことになりました。


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