日本共産党

2004年7月3日(土)「しんぶん赤旗」

米朝外相2年ぶり会談

核問題で双方が立場表明


 【ジャカルタ=三浦一夫】ジャカルタを訪問中のパウエル米国務長官と北朝鮮の白南淳外相は二日朝、同市内で約二十分間会談しました。ASEAN(東南アジア諸国連合)地域フォーラム閣僚会議への出席に先だって行われたもの。米朝外相会談は二〇〇二年七月にブルネイで行われて以来、二年ぶりです。

 バウチャー国務省報道官によると、両外相は、先に北京で行われた六カ国協議で示したそれぞれの立場を改めてのべました。同報道官は「パウエル長官は北朝鮮の核計画放棄に呼応する米側の提案について強調した」「双方の立場が明確になり有益な会談だった」と説明しました。

 北朝鮮代表団が発表した声明によると、白外相は会談で「展望は米国が敵対政策を転換するかどうかにかかっている」と表明、米国が「凍結と補償」に応じることが不可欠だと強調しました。


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