日本共産党

2004年6月18日(金)「しんぶん赤旗」

狛江市長選

自民が業界団体締めつけ

紹介カード提出を要求


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自民党都連と東京都各種団体協議会が送付した狛江市長選への協力を求める文書とニュース

 自民党東京都連と“自民党の集票マシン”といわれる東京都各種団体協議会が、都内の業界団体に対し、「狛江市長選挙のお願いについて」と題する文書を郵送し、同党と公明、民主などが推す河西信美候補(新、前民主都議)への選挙協力を求めていたことが十七日、わかりました。

 要請文は、自民党都連の秋葉信行事務局長と東京都各種団体協議会の高橋博事務局長が連名で出したもの。

 狛江市長選について、「自民党都連としては最終盤になりましたが、全力をあげて必勝体制を取ってまいります」とし、同封した紹介カードに各団体の同市関係者の氏名を記入し、自民都連にファクスで送付するよう求めています。

 文書は、自民党東京都連の封筒で十五日前後に各団体に送付。同封した自民党都連狛江市長選挙対策本部ニュース(15日付、第一号)は、河西氏を推薦したことについて、「共産党打倒のための苦肉の選択」などと弁明しています。

 文書を受け取った団体の幹部は、「業者の間では、矢野市政の評判はいい。自民党が推す候補でも、うちは協力しない。会員の自主判断にまかせます」と話しています。


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