日本共産党

2004年5月8日(土)「しんぶん赤旗」

改憲阻止へ国民の力結集

全国革新懇が代表世話人会


 全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は七日、代表世話人会を東京・文京区内で開き、当面する情勢、憲法改悪反対のとりくみについて討議しました。

 情勢討議では、年金改悪法案について自民・民主・公明の三党が十一日衆院本会議採決で合意したが、国民の多くは年金改悪に反対していることが強調されました。

 改憲問題でも、同じく三党が改憲を競い合う状況のなかで、焦点となる九条については世論調査で60%が「変えない方がよい」と表明していることが紹介され、国民世論結集の条件があると指摘されました。

 参院沖縄選挙区での日本共産党と社会大衆党の共闘問題について、基地撤去、安保廃棄こそ「沖縄の心」という日本共産党の市民集会での訴えが大きな反響をよび、政策協定の合意が生まれたことが報告され、「年金、イラク、憲法のそれぞれの問題で国民との矛盾が激化しているもとで、道理のある主張をすれば国民のエネルギーを結集することができる」と強調されました。

 世話人会では、山梨革新懇が首長、社会党元衆院議員などを含む千十一個人・団体の賛同を集めて「ゆるすな憲法改悪」のポスターを作製したことや、山口革新懇が学者、文化人など幅広い百六十一人の賛同を得て「イラク派兵やめよ。憲法九条を守ろう」のアピールを発表したことなど、イラク・憲法問題での各地の共同の広がりが紹介されました。また、憲法学習に力を入れているところが運動にも迫力が出て憲法改悪反対署名が前進していることや、自らの体験も交え、一軒一軒訪ねて対話をすれば署名は広がることが報告されました。


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