日本共産党

2004年4月12日(月)「しんぶん赤旗」

埼玉

所沢で1、3位当選

市議補選 多数激戦で6議席回復


 自民党前衆院議員派の選挙買収事件を発端にした市議らの大量逮捕・辞職に伴う埼玉県所沢市議補選(定数十)は十一日、投開票され、日本共産党の矢作いづみ(43)、菅原恵子(35)両氏=いずれも新=が一位、三位で当選し、日本共産党は、前回市議選前に確保していた六議席を回復しました。

 日本共産党の二氏は「企業・団体献金、政党助成金を受け取らない共産党こそ、清潔な政治を実現できる。税金の使い方を市民本位に変え、市民のくらし最優先の市政を」と訴えました。

 イラクで日本人三人が拘束されたことについて、「政府は拘束された三人の安全と救出のために全力を尽くすべきだ」とのべ、「自衛隊の撤退を強く求める」と呼びかけました。

 選挙期間中、保守系の有力者や元市議など、広範な市民から「お金の問題で清潔なのは共産党だけ。今回は共産党を支持する」との共感が寄せられました。

 二十五人が立候補し多数激戦だった市議補選。自民系保守、民主など他陣営は、十三日告示の衆院八区補選(二十五日投票)の「前哨戦」と位置づけ、党幹部を投入するなど総力戦を展開しました。


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