日本共産党

2004年4月11日(日)「しんぶん赤旗」

日本人拘束

今井さん同級生ら50人 街頭に

「2日で寝たのは20分だけ」

早く自衛隊撤退を

札幌で宣伝


 「もう時間がないんです。三人の命を最優先にして自衛隊を撤退させて」――。札幌市内に実家のある今井紀明さんら三人の日本人が武装勢力に拘束されて二日目の十日。今井さんの友人や仲間たちが昨日に続き、札幌市内の中心部で署名宣伝行動。声をからして署名を訴える姿に、市民も立ち止まって次々と署名。その輪は途切れることなく広がりました。


写真
ピースウインドの署名に応じる青年=10日、札幌市

 三越前で署名行動をしたのは今井さんの小・中・高校の同級生たち。メールなどで連絡し合い、五十人が集まりました。

 「二日間で寝たのは二十分間だけ」というのは小・中学時代の同級生、田子悟史さん(19)。

 「署名を訴えるのも初めて。きのうは夜十一時までやりました。とにかく今井には生きて帰ってきてほしい。もうそれだけ」。高校で同学年だった宇根彩加さん(18)は「小泉総理の話を聞いていると、人命最優先ということを考えていないのではないかと感じます」と語り、大きな声で署名を呼びかけました。

 首相への一言メッセージ運動に取り組んだのは北海道高校生・学生ネットワーク「Peace Wind」。今井さんもメンバーの一人でした。

 ハンドマイクを握った坂庭康仁さん(23)は、今井さんは劣化ウラン弾の残留放射能の被害を調査し、高遠菜穂子さんはストリートチルドレンの世話をしていたことを紹介。「それに比べ自衛隊はどれほど役に立っているのか。本当の復興支援をしている人たちを犠牲にしていいのか」と怒りを込めて訴えました。

 二時間の行動で寄せられた署名は三百十四人分。二百四十六人から寄せられたメッセージには「自衛隊を早く撤退させて三人の命を考えた行動を国の代表として取ってください」などの言葉が書かれていました。


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