日本共産党

2004年3月20日(土)「しんぶん赤旗」

3・20国際共同行動

海外からメッセージ

スペインの平和団体と米の「9・11家族の会」


写真

「3・20国際共同行動IN東京・芝公園」集会の会場

 イラクへの自衛隊派兵や米英軍の占領に反対し、開戦時刻を軸に行われる全国いっせい行動をはじめとする「3・20国際共同行動」への賛同・メッセージが、新たに21氏(第2次分)から寄せられました。「3・20国際共同行動IN東京・芝公園」実行委員会が19日、明らかにしました。新たな賛同者・メッセージを紹介します。

スペイン平和財団  ビクタ・デ・ラ・バルレッタさん(バルセロナ)

 一年を経たいま、二つのことが明確になっています。

 一つは、われわれが正しかったということです。もはや、この暴力の悪循環をつくりだす正当な理由があったなどと信じるものは誰もいません。ありもしない大量破壊兵器は、戦争をはじめる理由になどなりえなかったのです。

 そして、スペインで明らかになったもう一つのこととは、国民の大多数の気持ちに反して戦争を支持した政府が、国民の信頼を失い、政権を去らねばならなくなったということです。

 それが不正義の戦争であったことを忘れないように、私たちは、いま集会への参加を呼びかけています。戦争を拒否しましょう。無差別の暴力とテロを拒否しましょう。(抄訳)

「平和な明日をめざす9月11日家族の会」 リタ・ラサールさん(ニューヨーク)

 いまの暴力が横行する世界に正気を取り戻させようとしているみなさん。みなさんの今日の行動に感謝をささげます。暴力とテロと戦争に対して、みなさんの国そして私の国の指導者たちが別なやり方をとるようになるまで、みなさんが行動しつづけることを知っています。

 先週はスペインでもバグダッドでも恐ろしい出来事が起こりました。そして、それらの出来事から、いまとられているやり方では解決しないこと、そこにはなんの未来もないことを学ぶべきです。

 犠牲になった方々や遺族のみなさんに心から哀悼の意を表します。世界のすべての国と人々が、有効で非暴力的な手段にテロへの対応を見いだすようになるよう願いつづけています。

 今日、私はみなさんと一緒の集会に参加することができません。けれども、私をふくめ「平和な明日をめざす9月11日家族の会」のすべての会員が、みなさんと心を一つにしていることをお伝えいたします。愛を込めて。


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