日本共産党

2004年3月9日(火)「しんぶん赤旗」

イラク派兵・憲法改悪反対、女性の地位向上を

国際婦人デー中央大会に1200人


 「イラク派兵即時撤退、憲法改悪反対」をかかげて二〇〇四年国際婦人デー中央大会が八日、東京・千代田区で開かれました。

 千二百人が参加。色とりどりの花を胸に青のスカーフ、ピンクのエプロン、「イラク派兵反対」のカンテラ、消費税増税・年金改悪反対、雇用を増やせと書いたミニプラカードや横断幕を掲げてデモ行進。沿道から拍手が送られていました。

 横田基地の近くに住む平松恵子さん(56)は「イラク派兵で苦しむ自衛隊員の家族の思いも含めて、戦争反対を訴えたい」と話していました。

 主催者を代表して堀江ゆり実行委員長(日本婦人団体連合会会長)が、自衛隊のイラク派兵や大企業の利益のために雇用が破壊されるのを私たちは許さないとのべ、「さまざまな立場や考え方の女性が手をつなぎ、憲法を守り、暮らし、女性の地位向上を求めるたたかいを大きく広げよう」と呼びかけました。

 国際婦人年連絡会世話人の杉森長子さん、国連広報センター所長の野村彰男さん、日本共産党の吉川春子参院議員が来賓あいさつしました。

 立命館大学国際平和ミュージアム館長の安斎育郎さんが記念講演、各団体が工夫を凝らした寸劇やスライド上映で交流しました。

 アメリカ政府と日本政府にたいして、イラクからの即時撤退、男女差別をなくし真の男女平等の実現を求める決議を採択。イラクへの戦争と占領に反対する「3・20国際共同行動」の参加を呼びかけました。


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