2004年3月6日(土)「しんぶん赤旗」
イラクへの自衛隊派兵の中止を求めて、内田妙子さん（航空労組連絡会議長）、江尻美穂子さん（津田塾大学名誉教授）、鈴木伶子さん（キリスト者平和ネット共同代表）が呼びかけた「女性の共同アピール」の賛同者が五日までに、二百十九人になっていることが分かりました。
賛同者には、池田香代子（翻訳家）、上原公子（国立市長）、鎌仲ひとみ（映画監督）、川島霞子（東京都地域婦人団体連盟会長）、久保田真苗（「憲法」を愛する女性ネット世話人代表）、橋本ヒロ子（大学教員、北京ＪＡＣ共同代表）、羽田澄子（記録映画作家）、堀江ゆり（日本婦人団体連合会会長）、松浦順子（日本キリスト教協議会女性委員会委員長）、三木睦子（全国発明婦人協会会長）、明珍美紀（日本新聞労働組合連合委員長）、山崎朋子（女性史・ノンフィクション作家）各氏が名前を連ねます。
共同アピールは、日本政府が戦乱の続くイラクに自衛隊を派兵することは、戦争放棄を定めた日本国憲法九条に違反し、アジアと世界の平和を脅かす行為であり、「強く反対する」とのべています。
日本政府が行うべきことは、武装した軍隊を送ることではなく、「国連を中心とした医療、食糧、教育などイラクの人々の自立に役立つ復興支援だ」と強調。憲法を守り、自衛隊のイラク派兵を中止させるため、全国津々浦々で女性が声をあげ、国際婦人デーやイラクへの戦争と占領に反対する「３・２０国際共同行動」への参加をはじめ、「自分のできるあらゆる行動を草の根から強めていきましょう」と呼びかけています。
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