2004年2月22日(日)「しんぶん赤旗」
|
参院選の公示日、六月二十四日(投票七月十一日)まで四カ月余となった二十一日、全国の日本共産党組織は、イラク派兵反対を訴えた号外配布はじめ宣伝、対話に力を注ぎました。とくに「しんぶん赤旗」読者を三割ふやし、国民との結びつきを強め、広げることが参院選勝利にとって不可欠と奮闘。二十二日も多彩な行動を繰り広げます。
「選挙で勝つ強い党にしたいと頑張っています。『赤旗』を読んでもらうのが一番の力になります」。埼玉県所沢市の旧町東支部の党員たちは二十一日、やぎした礼子埼玉衆院八区候補(前県議)、矢島恒夫前衆院議員と地域の商店街を訪ね、購読を訴えました。
同市などを選挙区とする埼玉八区は、自民党新井正則前衆院議員の買収事件によって補欠選挙(四月二十五日投票)がたたかわれ、市議補選、参院選と選挙が続きます。
「商売をやめられる人はまだまし。借金があってやめられない」「所沢が金権腐敗で有名になっちゃ困る。汚れていない共産党に期待する」
こうした声が次々と返ってきます。市の中心市街地では、超高層ビルが乱立し、かつては自民党を支持していた人も「ビル風で看板が倒され、年寄りは歩けない。乱開発で街が壊されて商売ができない」と話し、「赤旗」を購読しました。
同日、日刊紙五人、日曜版六人の読者が増えました。旧町東支部は、県議選で、やぎした候補を落としていらい粘り強く読者を増やし、今月七日に総選挙時比130%を超え、この日で50%増の目標も達成しました。さらに200%をめざそうと話し合っています。