日本共産党

2004年2月18日(水)「しんぶん赤旗」

絵画で交流 イラク支援へ

桃色ゲリラ、ピースオン

千羽鶴など持ち20日出発


写真

イラク支援活動について会見する相澤さん(右)と増山さん=17日、国会内

 イラク派兵反対の活動に取り組んできたアーティストたちの「桃色ゲリラ」と、人道支援に取り組んできた「PEACE ОN」は十七日、国会内で記者会見し、二十日に日本を出発しておこなうイラク支援活動について説明しました。

 「桃色ゲリラ」は、イラク人画家の作品の購入や画集の収集などにあたるほか、現地で作品を制作したり、アニメ作家たちと交流する予定。「PEACE ОN」は、バグダッドの盲学校に通学の足がないため通えない子どもたちのためにスクールバスを寄贈するほか、日本の子どもたちに描いてもらった絵や託された千羽鶴、手作りの絵本などを届けます。

 「桃色ゲリラ」代表の画家、増山麗奈さんは、「どんな思いで、イラクの芸術家たちが作品を制作しているのか、日本の人にぜひ見てもらいたい」と話しました。

 「PEACE ОN」代表の相澤恭行さんは、中古バス購入費用が八十万円にたいし、自衛隊員一人あたり一カ月七十五万円かかることにふれながら、「民間の支援のほうがはるかに効率が高いのではないか。政府は人道復興支援というが、銃口を相手に向けてできるのか。自衛隊派兵は、新たな火種を呼び起こすことになる」とのべました。


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