日本共産党

2004年2月17日(火)「しんぶん赤旗」

児童虐待 42人が死亡

昨年、全体で166人 5歳以下が58%


表

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 二〇〇三年に検挙された児童虐待事件は百五十七件で、虐待を受けた子ども百六十六人のうち約25%(四十二人)が死亡したことが、このほど、警察庁のまとめでわかりました。

 虐待の種類は、殴るけるなどの身体的虐待が百九件、次いで性的虐待二十九件、食事を与えずに放置するなど養育の怠慢・拒否が十九件でした。

 虐待を受けた子どもの内訳は男児六十六人、女児百人。年齢別には、一歳未満が二十八人と最も多く、次いで二歳二十一人、四歳十四人、一歳十三人、三歳十二人の順。五歳以下の子どもは九十七人と、全体の58%を占めていました。

 虐待した側百八十三人のうち実母が五十八人(32%)と最も多く、次いで実父四十九人(27%)、養・継父が四十人(22%)の順でした。

関係者からの提言反映させ法改正を

 平湯真人弁護士の話 このようないたましい被害者が出ないよう周囲や社会がそれぞれの家族に対してどのような支援をすればよかったのか、具体的に検討する必要がある。関係者からの提言を反映させた児童虐待防止法、児童福祉法のすみやかな改正も、求められている。



2003年に検挙された児童虐待事件(一部)

 2月 静岡県 実母(22)と継父(27)が、しつけということで女児(2つ)に恒常的に暴行。頭部を殴打して外傷性硬膜下血腫により死亡させ、遺体を山中に埋める。

 9月 長崎県 実母(24)が、女児(1歳11カ月)に食事を与えずシャワーを浴びせるなどして、栄養失調症などで死亡させる。

 10月 山口県 実母(41)が双子の男児(12)の子育てに悩み、電気コードで絞殺する。

 12月 埼玉県 実父(34)が、女児(4カ月)に電気コードを使って感電させるなどの暴行を加え、呼吸不全で死亡させる。


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