日本共産党

2004年2月6日(金)「しんぶん赤旗」

1万の平和の灯、防衛庁包む

「派兵やめよ」沿道から次つぎ列に


メールニュース読者から寄せられたメッセージを持って行きました。

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 「イラクへの自衛隊派兵を中止し、撤回せよ」。キャンドルやペンライト、ちょうちん、さまざまな灯でつくる光の波が五日夜、東京都内の明治公園から市ケ谷の防衛庁へとつづきました。出発時に五千人だったパレードは、途中から加わる人がつづき、一万人を超えました。沿道でパレードの唱和にあわせてこぶしをあげる人たちも。

 自衛隊のイラク派兵以来最大規模となった行動、ピース・キャンドルナイトをよびかけたのは、「2・5防衛庁を平和の灯火で包囲する実行委員会」。

 あいさつした自由法曹団の坂本修団長は、うそで固めて始めたアメリカの戦争と占領に自衛隊を派兵した小泉内閣、自民党、公明党を厳しく批判。「平和を求める声は国の内外に広がっている。今日のパレードは万波をよび、草の根の地域、職場、学園に広がるでしょう。そして三月二十日の全世界のイラク反戦の巨大な共同行動につなげましょう」と訴えました。

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ろうそくの火を手にピース・キャンドルナイトに集まった人たち=5日、東京・明治公園

 ビラをみて参加した埼玉県の池田優子さん(24)=デパート勤務=は、「友人がこられなくなりましたが、どうしても参加しようと、一人できました。外に向かってアピールするには、自分の心の内を正すというか、勉強しないといけないな、と思いました」。

 知人からの携帯メールで知ったという東京の大学生の井上由香さん(20)は、ライブコンサート用に買った星形のペンライトをかざし「バイトの仲間、知り合いに自分の言葉で戦争はイヤっていう気持ちを伝えていきたい」と話していました。


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