2004年2月2日(月)「しんぶん赤旗」
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大阪府知事選の大勢が明らかになった一日午後九時過ぎ、「明るい民主大阪府政をつくる会」の梅田章二さん(53)は、大阪市北区の選挙事務所で、支持者や報道陣に「選挙期間中さまざまな分野の人とお会いして府民の府政への怒りの強さを痛感しました。それを大きく得票に結びつけられなかったのは私の力不足です。新しい時代を再び切り開くため引き続き頑張ります」と府政革新への思いを語りました。
選挙戦は開発最優先借金地獄の府政の継続か、府民が主人公の府政かが最大の争点となりました。太田陣営は、自民、民主、公明、社民の「オール与党」と、財界、連合の組織力で、梅田氏と前参院議員の江本氏を押しきる作戦で組織固め中心の選挙戦を展開、前回票を上回りましたが、総選挙比例代表での「オール与党」の大阪での得票合計(約三百三十万票)を大幅に減らしました。