日本共産党

2004年1月27日(火)「しんぶん赤旗」

基地の街から抗議の唱和

憎しみ生む派兵中止を


小牧基地前

 イラクでの米軍支援活動のために愛知県小牧基地から航空自衛隊のC130が飛び立った二十六日、昼前から滑走路南側の公園で緊急の抗議集会が開かれました。安保破棄・諸要求貫徹愛知県実行委員会の主催。

 集会には春日井市や周辺市町から日本共産党はじめ労組・民主団体などから約百人が参加。空色に塗られた滑走路上のC130輸送機三機に向かって「不法な占領支援やめよ」「憲法違反の自衛隊派兵中止を」「C130は引き返せ」と抗議の唱和をしました。

 孫と公園に遊びに来ていた春日井市の女性(67)は「やっぱり平和がいい。来年春に中部新空港ができれば民間機がそっちにいって名古屋空港が縮小される。そうなると小牧基地の基地機能が強化され、海外にも日常的に自衛隊機が出発するようになるのではないか。心配です」と話しました。

 三歳の子どもを遊ばせていた女性(28)は「政治のことはよく分からないが、イラクに行く自衛隊員には家族や子どももいると思います。万一の事態を考えると怖い」と語っていました。

北海道・旭川

 小泉首相がイラクへの陸上自衛隊本隊派遣命令を出した二十六日、本隊主力の陸自第二師団がある北海道旭川市で、日本共産党の真下紀子道議と佐々木卓也旭川市議団長らは、本隊派兵反対の早朝宣伝をしました。

 氷点下一一・三度。雪もちらつくなか、真下道議は「自民、公明両党によって憲法が踏みにじられ、二十一世紀に日本を『戦争をする国』にしようとしています。戦争によって生まれるのは憎しみ、悲しみ、死傷者です。みなさんの力で派兵を押し止め、再び侵略戦争の道を進まないよう憲法の平和主義を守りぬこう」と呼びかけました。

 佐々木団長は「小泉首相は国連を無視し先制攻撃の戦争を始めた米英の言いなりになるのか。自衛隊が占領軍の一翼を担うのは違憲の交戦権行使にあたります。派遣拒否が世界の大勢です。殺し殺される危険地域に隊員を送り出してはならない」と訴えました。

神奈川

 日本共産党神奈川県委員会は、はたの君枝参院議員(参院選挙区候補)を先頭に二十六日、横浜市神奈川区のJR東神奈川駅前で、陸上自衛隊本体のイラク派兵命令に抗議する緊急の宣伝・署名行動に取り組みました。笠木隆党県教育・福祉対策委員長も参加しました。

 はたの議員は、米国がイラク戦争の理由とした「大量破壊兵器の保有」について、米調査団長が「存在しなかった」と明言したことを紹介して、侵略戦争とその後の占領支配の不当性を批判。「アメリカ占領軍の一員として陸上自衛隊本体をイラクへ送ることは、憲法違反で絶対に許されません」と怒りを込めて訴え、派兵計画の中止、派兵部隊の即時撤退を求めました。

 署名した神奈川区に住む山本みゆきさん(40)は「なし崩しに自衛隊が送られ、憲法改正で簡単に戦争ができる状況になるのではないかと心配です。政府が、アメリカにどんどんついていくというのも不安です」。同区の佐藤淑子さん(50)も「父や母が戦争にあいましたから、戦争につながることは、とにかくやめてほしいです」と話していました。


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