日本共産党

2004年1月15日(木)「しんぶん赤旗」

イラク派兵

承認案の徹底審議を要求

野党国対委員長会談で一致


 十九日からの通常国会開会を前に十四日、野党の国対委員長が国会内で会談しました。日本共産党から穀田恵二国対委員長が出席しました。

 会談では、自衛隊派兵承認案と補正予算案について、本会議で趣旨説明・質疑を行うなど慎重審議を求めていくことで一致しました。

 穀田氏は「戦後初めて自衛隊を戦地に派兵することに対し、世論調査でも首相の説明不足を指摘する声が強い。“施政方針演説で言及するから本会議で独自に趣旨説明する必要がない”との与党側の言い分を認めれば、他の重要法案でも本会議質疑を省略できることになる。与党も自衛隊本隊の派兵については党首会談も必要としているのに、本会議で審議しないのは国会軽視も甚だしい」とのべました。

 野党三党はこうした立場で、十六日に予定されている与野党国対委員長会談に臨むことを確認しました。


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