日本共産党

2004年1月14日(水)「しんぶん赤旗」

歴史的な日本共産党第23回大会始まる

日本の進路と未来開く運動 大志をもって

綱領改定と大会決議案で二つの報告

不破議長が開会あいさつ


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党綱領改定案、大会決議案が報告された日本共産党第23回大会=13日、静岡・熱海市、伊豆学習会館

 日本共産党第二十三回大会が十三日、静岡県熱海市の伊豆学習会館で始まりました。十七日までの五日間の日程です。

 二十一世紀最初の大会で、党綱領を四十三年ぶりに改定する歴史的党大会であり、内外注視のもと開かれました。

 「日本共産党を多くの国民に知ってもらえるチャンス。改定される綱領にワクワクします」と語る青年代議員はじめ、会場は全代議員千十三人の歴史をつくる意気込みにあふれました。

 小泉自民・公明政権による自衛隊のイラク派兵強行という緊迫した情勢のもとで開かれた大会であるとともに、六月公示の参院選挙を目前に控えた大会です。「派兵反対」のバッジを胸につけたり平和パレードの手製パンフレットを見せ合う青年代議員や互いにエールを送る参院候補者の姿も。

 大会代議員は、最年少が十九歳。女性代議員は過去最高の比率(24・2%)に。大会初参加の代議員は56・6%です。

 不破哲三議長が開会のあいさつに立ち、海外代表、外交団を紹介して歓迎を表明。前大会以降に亡くなった全国の日本共産党員九千六百九十九人を追悼して、参加者全員で黙とうしました。不破氏は大会がになう大きな任務として、(1)党綱領の四十三年ぶりの改定(2)日本共産党が内外の当面の諸課題にとりくむために方針、態度、展望を打ち出した大会決議の決定(3)日本の現状を打開し未来を開く任務にとりくむ中央委員会の選出を提起。「活発に討論をつくし、大会に課せられた任務を立派にはたして、内外の期待にこたえよう」と呼びかけました。

 大会議長団と事務局および資格審査、役員選考、役員選挙管理の各委員会を選出、大会日程を決めたのち、緒方靖夫国際局長が外国来賓を壇上で紹介しました。

 不破議長が、党綱領改定案について約二時間にわたって報告。志位和夫委員長が約二時間にわたって大会決議案について報告。一日目の議事を終えました。

 大会初日の模様はCS通信で全国の都道府県・地区委員会に生中継され、党員や支持者が視聴。インターネットを通じても生中継されました。


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