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2023年8月27日(日)

失業・貧乏・戦争に反対

人間らしい職場へ 建交労が大会

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(写真)あいさつする角田委員長=26日、群馬県安中市

 建交労は26日、群馬県安中市で定期大会を開き、失業と貧乏と戦争に反対し、ジェンダー平等を進めるたたかいを呼びかけました。

 あいさつした角田季代子委員長は、岸田政権が閣議決定した安保3文書を批判。「戦争する国に突き進むか、踏みとどまるかの重要な時期だ。建交労の『失業と貧乏と戦争に反対する』のスローガンを掲げ運動を広げる」と強調しました。

 ジェンダー平等について、「日本のジェンダーギャップ指数が146カ国中125位だ。ジェンダー平等の視点で人間らしく働ける職場をつくろう」と訴えました。

 運動方針では、▽物価高騰による実質賃金低下を打開する賃上げ▽全国一律最低賃金の法制化、1500円以上実現▽産業別・業種別闘争で仕事確保、単価改善▽トンネルじん肺根絶と基金創設▽フリーランスの待遇改善、労働者性適用▽非正規・女性差別をなくす▽9条改憲阻止▽汚染水海洋投棄反対▽健康保険証廃止反対―などを掲げました。

 特別報告で、トンネルじん肺原告団の代表は、「争議は和解が続き、課題は救済制度の創設だ。元請けゼネコンの責任を追及し、命あるうちに解決したい」と訴えました。

 全国トラック部会の代表は、「高速道路の速度規制緩和など許されない。賃下げなしの労働時間短縮で、安全に働ける環境をつくる」と強調。全国学童保育部会の代表は、「待機児童がいる。国に制度拡充を求める署名を集めている」と発言しました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員が来賓あいさつしました。


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