2023年8月27日(日)
軍拡より医療・福祉に
神戸 市田副委員長が強調
![]() (写真)訴える市田副委員長=26日、神戸市北区 |
兵庫県の日本共産党長田・北区地区委員会は26日、神戸市北区で演説会を開き、市田忠義副委員長が政治変革の展望と日本共産党の役割を述べ、参加者に入党を呼びかけました。
市田氏は、今国会で軍拡財源法や軍需産業支援法、原発推進法が成立し、マイナンバー法と入管法が改悪されたのは、岸田政権の強権的姿勢と自民、公明、維新、国民の「悪政4党連合」が問答無用でごり押ししたからだと指摘。
まるで大政翼賛会と同じだが、戦前と違うのは国民運動と日本共産党の公然たる活動があることだと述べ、党国会議員団が国民の立場に立って追及し、対案を示してきたことを紹介しました。
また神戸市北区では、済生会兵庫県病院と三田市民病院を統廃合し、病床の削減が計画されていると批判。アメリカ言いなりの大軍拡より医療、福祉、教育に予算を回すべきだと強調しました。さらに物価高でくらしの悲鳴が上がる中、政治の責任で賃上げすべきだと述べ、大企業の内部留保課税を財源とした中小企業支援や最低賃金引き上げ、消費税減税、インボイス(適格請求書)制度の撤回が必要だと訴えました。
市田氏は、党が反共攻撃に正面から立ち向かう中、自民党政治と国民との矛盾は広がり、日本は今、新しい政治を生み出す夜明け前だと強調。「それを夜明けにするため、党創立101年は歴史的な節目。革命運動は山あり谷あり。党のないところに党をつくった先輩方に続きたい」と述べました。









