2023年8月17日(木)
住民「県の支援早く」
鳥取豪雨 党県議ら被害調査
![]() (写真)陥没し流失した国道482号を視察する(右から)岡田、伊藤、市谷の各氏=16日、鳥取市用瀬町 |
台風7号の接近で15日に一時、大雨特別警報が出た鳥取県の被害状況について、日本共産党の岡田まさかず衆院鳥取1区予定候補、市谷知子県議、伊藤幾子鳥取市議は16日、現地を調査しました。
鳥取市河原(かわはら)町中井の因州中井窯(いんしゅうなかいがま)では、曳田(ひけた)川が氾濫、床上浸水したため、3代目の坂本章氏は、「窯のレンガが水を吸っていて、うまく焼けるかわからない」と心配していました。
崩落した佐治川・旧刈地(かるち)橋のたもとに住む岡本裕子さんは、「15日夕方の5時ごろ崩れました。橋を渡った国道482号にあるバス停は通学路。大回りになり困る」と話していました。
佐治町大井上大井では、土砂が水路をふさいで砂や流木が散乱していました。区長の男性は「前の水路は浅かったのですが、改修した水路は深くて集落で管理できません。集落の前の道路を県道に格上げして県に管理をお願いしたい」と話しました。
佐治川沿いのダイヘン産業機器佐治工場は、山側の小川が氾濫して40~50センチ冠水。様子を見に来ていた従業員らは「機械が水に漬かり、電気を入れると壊れる可能性があるので動かせない」と話し、修理のための支援を求めました。市谷氏らは「企業への支援制度をつくらせたい。キノコ工場が崩れたとき、新築費用の2分の1を県が援助したことがある」と話しました。









