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2023年7月25日(火)

きょうの潮流

 結党の理念に掲げています。「私たち日本国民にはこれまでの慣習を打ち破り、新しい政治の実現によって日本の未来を豊かにする、新たな政治勢力が必要である」と▼地域政党から出発し合流や抗争、分裂をくり返してきた日本維新の会です。「我が国が抱える本質的な問題の解決に真正面から取り組み…」。いまや国政政党として一定の地歩を築いていますが、本質的な問題も「国民生活を豊かにする」道筋も見えてきません▼「第1自民党と第2自民党が改革合戦をして国家国民のために競い合うべきだ」。維新の馬場代表がみずからの党を「第2自民党でいい」と認めました。これでは自民党内の派閥争いとどう違うのか▼しかも競い合うのは悪政の推進です。これまで改憲や核の共有をはじめ、自民党でさえ踏み込めなかった領域に押し入る先兵としての役割を果たしてきましたが、さらに立場を鮮明に▼自民政治と対峙(たいじ)し新しい政治をめざしてきた共産党のことを、馬場代表は「日本から無くなったらいい政党で、言っていることが世の中ではありえない」と。百年余の歴史があり全国に党員や支持者をもち、社会に根ざす公党を無きものとする。まさに戦前ばりの暴言です▼憎悪と排斥の感情をあおりたて敵をつくり徹底的にたたくことで支持を集めようとする。関西学院大の冨田宏治教授らの共著『日本維新の会をどう見るか』が維新政治の特徴を表しています。対するのは、寛容とリスペクトに基づく市民の共同と連帯の発展だと。


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