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2023年7月25日(火)

維新・馬場発言

民主主義否定する暴論 抗議し撤回求める

小池書記局長が会見

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(写真)記者会見で発言する小池晃書記局長=24日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は24日、国会内で記者会見し、日本維新の会の馬場伸幸代表が23日にインターネット番組で「共産党は日本からなくなったらいい政党」などと発言したことについて、「民主主義を根本から否定する暴論だ」と厳しく抗議し、発言の撤回を求めました。

 小池氏は、他党の政策について批判や論争をする権利はどの党にもあるが、「日本からなくなったらいい」と存在そのものを否定することは民主主義の否定だと批判しました。

 その上で、「お互いの意見に違いがあってもお互いの発信はそれぞれ尊重するのが民主主義だ」と指摘。フランスの哲学者・ヴォルテールのものとされる「私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」との言葉を引きながら、「それが民主主義の大原則だ」と強調しました。

 また、馬場氏が「第1自民党と第2自民党が改革を競い合うことが政治をよくしていく」として、維新の存在を「第2自民党」と自身で認める発言をしたことにも触れ、「維新は自民党政治を変えるつもりがないということをはっきりと認めた。『自民党馬場派』であるということを認めたということだ。維新がいくら増えても日本の政治は変わらない」と批判しました。


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