2023年7月9日(日)

保険証廃止　やめさせよう

強行すれば大混乱に

（写真）市民の声を聞く（左２人目から）伊藤、金子の両氏＝８日、さいたま市

　日本共産党の「保険証廃止撤回・マイナンバー問題追及委員会」事務局長の伊藤岳参院議員は８日、さいたま市のＪＲ武蔵浦和駅東口で「街角トーク」を行い、保険証廃止ストップを訴えました。

　伊藤氏は、金子昭代さいたま市議の質問に答えながら、保険証廃止やマイナンバーの問題点を解説。市民から、「マイナンバーカードをつくっていないが、これからどうなるのか」との質問も寄せられました。

　伊藤氏は「マイナンバーカードの取得はあくまでも任意です。このまま来年秋に現行の保険証を廃止すれば、世の中は大混乱になる」と指摘。「保険証廃止の撤回・延期を求める声は世論調査で７０％を超えている。世論をさらに広げ、きたる解散・総選挙で政治を変えよう」と呼びかけました。

　「Ｇ９（がく）サポーターズ」によるシール投票も行われ、多くの人が保険証の廃止「反対」に投票。「マイナンバーカードをつくったけど、１回も使ったことがない」と話す人もいました。

　トークを聞いていた男性（６０）は「保険証廃止は、いろいろと問題が出ているのだから、少なくともいったん止めるべきだ。現行の保険証が使いたい人は、今まで通り使えるようにしてほしい」と話しました。