2023年7月8日(土)
少人数学級・教職員増必ず
教育全国署名スタート集会
![]() (写真)各地の代表が署名目標数をアピールした教育全国署名スタート集会=7日、東京都千代田区 |
ゆきとどいた教育をすすめる会は7日、東京都内で「ゆきとどいた教育を求める全国署名」(教育全国署名)のスタート集会を行いました。国の責任で、小・中・高の全学校で20人学級を展望した少人数学級への前進、正規・専任の教職員大幅増員、私学助成の拡充による私学の無償化などの実現に向け、署名運動を前進させようとのアピールを採択しました。
開会あいさつした中川勉大阪教職員組合書記次長は、教育予算大幅増額に背を向け、大軍拡には予算をつける岸田政権を批判。「矛盾を一つひとつ解決するために署名を成功させよう」と呼びかけました。
基調報告した「全国私学助成をすすめる会」の葛巻真希雄事務局長は「教育全国署名の運動の出発点は『教え子を再び戦場に送らない』との決意です」と意義を語りました。
千葉工業大学の福嶋尚子准教授が、教職員の労働問題について講演しました。
各地から「今年5月の調査で小中高201人の教員未配置が分かった。小学校担任は46人足りず、6月まで担任がいない学校もあった。切実な要求を掲げて30万の目標を達成したい」(兵庫)、「昨年高校生と5回街頭署名をした。今年は10回にして5万を目標に集めたい」(熊本)などの報告がありました。
集会に先立ち行われた意思統一集会で、日本共産党の宮本岳志衆院議員、吉良よし子参院議員があいさつしました。









