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2023年4月12日(水)

共闘で政治変える

山口2区補選 平岡候補呼びかけ

宮本岳志氏が訴え

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(写真)平岡氏の出発式で「団結して頑張ろう」と唱和する市民と野党の国会・地方議員ら=11日、山口県岩国市

 自民党の岸信夫前防衛相の辞職に伴う衆院山口2区補選が11日告示(23日投票)され、民主党政権で法相を務めた元職で無所属の平岡秀夫氏(69)=日本共産党は自主的支援=が岩国市内で第一声を上げました。

 岸氏の長男で自民党公認の新人、岸信千世氏(31)=公明推薦=との一騎打ちです。

 平岡氏は出発式で「山口2区は日本の政治の課題、問題が詰まった象徴的な選挙区だ」と述べ、岸田政権の敵基地攻撃能力の保有で米軍岩国基地周辺が反撃される危険や上関原発の建設計画、政治家と統一協会との問題などを列挙。統一協会や政治家の世襲の問題について「一部の人たちのために政治が行われている」と批判しました。反対する岸田政権の大軍拡を念頭に、父が広島で被爆したことに触れ、「私はそういう被害を二度と、この日本、山口2区で起こさせない。みんなの力で元気になる地区にしたい」と訴えました。

 菅直人元首相など野党3党1会派の衆参国会議員ら十数人が応援演説。日本共産党の宮本岳志衆院議員は「自公政権と対決する平岡さんをしっかり応援して頑張りたい。市民と野党の共闘で政治の流れを変えよう」と呼びかけました。

 党県委員会は3月、立候補を表明していた党公認の石村智子氏と平岡氏、市民連合@やまぐちの3者で、(1)岸田政権の敵基地攻撃能力や大軍拡に反対(2)原発の新増設反対、上関原発建設中止―との政策合意を受け、候補一本化のために石村氏の立候補を取り下げ平岡氏を支援しています。


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