2023年4月11日(火)
大阪府議選 石川氏、定数削減下で宝の議席を守り抜く
維新政治と対決
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大阪府議選吹田市区(定数3)で日本共産党の石川多枝氏=現=が議席を守り抜きました。「よかったですね」。10日朝、JR吹田駅前で石川氏と抱き合って喜び合う女性もいました。
2万8120票、得票率で17・99%を獲得し、2位当選。前回より6778票、得票率で4・06ポイント増。昨年参院比例票の1・9倍です。維新がトップ、公明が3位で当選し、自民が落選。
府議選は、前回最下位当選の吹田市区の石川氏と東大阪市区の内海公仁氏落としを狙った定数削減が維新主導で行われました。吹田市区で共産党は維新政治と対決し、府民の願いを実現してきた値打ちを押し出し、カジノ反対運動、教育関係者の応援や社民党、緑の党の推薦、前立憲民主党衆院議員の村上史好氏の応援など支援が広がりました。
石川氏は「暮らしを守ってという思いが詰まった議席。(府議会の共産党は)1議席になりましたが思いを届け、全力で頑張る」と決意しています。