しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年9月28日(水)

被災者の声 すぐ要請

浜松大雨・本村氏 泥出し支援切実

写真

(写真)土砂崩壊現場を調査する(左から)ひらが県議予定候補、本村議員=26日、浜松市天竜区

 浜松市で日本共産党の本村伸子衆院議員は26日、ひらが高成静岡県議予定候補、酒井とよみ浜松市議とともに台風15号による大雨で土砂災害や住宅全壊・浸水被害が出た被災地を調査し、被災者の要望を聞きました。

 天竜区緑恵台では、土砂崩れで住宅3棟が巻き込まれ、住民は奇跡的に救助されましたが負傷者が出ました。違法な盛り土だったのではないかとの疑いが出ています。

 酒井市議は「昔を知る人によると、田んぼがあった地域で、合併前後で土砂の廃棄が始まったのではないか」と語りました。

 旧二俣高校の周辺では、橋に流木がかかり、水の流れをせき止め溢水(いっすい)し、地域の住宅が床上、床下浸水の被害にあいました。

 被災者から「泥だしなどで疲れ切っているので、ボランティアの人や支援があれば助かる」「車がないと移動できない地域。みんな車が水没してしまい、代車を頼んでもどこも手配できない。広域で対策をうってほしい」など要望されました。

 酒井市議はすぐに連絡しボランティアセンターからの増員を求めました。本村議員は内閣府防災、国土交通省自動車局整備課などに連絡し、代車の広域手配などを要請しました。

 袴田雄三天竜区長には、ボランティア募集の広報を強め、ボランティア増員、代車、自転車の手配、相談できる出張所の開設など要請しました。

 浜松市東区では、安間川からの溢水で浸水被害にあった地域の人から要望を聞きました。

 ひらが県議予定候補は、「市議団、国会議員団と力を合わせ、被災者の要望を国、県、市に届けたい。安間川の水害は遊水池をつくり排水ポンプを4基設置しても防げませんでした。安間川の抜本的改修こそ必要だと痛感しました」と語りました。


pageup