しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年9月6日(火)

茂木氏の事実無根のフェイク発言

改めて撤回求める

小池書記局長が会見

 日本共産党の小池晃書記局長は5日、国会内での記者会見で、自民党の茂木敏充幹事長が4日のNHK「日曜討論」で「左翼的な過激団体と共産党の関係。ずっと言われてきた」などと発言したことについて、「まったく事実無根のフェイク発言だ。公党の幹事長が生放送の公共の電波を使ってデマ情報を流したことに厳しく抗議する。番組中にも抗議し、撤回を求めたが、改めて撤回を求める」と述べました。

 小池氏は「日本共産党が暴力集団と同一であるかのようなデマは、もともと統一協会が選挙のたびに流してきたデマだ。自民党が統一協会と一心同体であるということを示す発言だ」と指摘。「そもそも日本共産党は、いわゆる『左翼的な過激団体』をニセ『左翼』暴力集団として一貫して正面から厳しく対決してきた。このことは、いわば社会常識に属することだ。茂木幹事長が、日本共産党がニセ『左翼』暴力集団と対決してきたことを知らなかったのなら、自民党幹事長の資格はない。知っていて発言したと思うが、それならばあまりに卑劣と言わなければならない」と批判しました。

 そのうえで、小池氏は「私が統一協会と自民党との関係、とりわけ、その関係の頂点にいた安倍晋三元首相との関係を調査するかどうかは、自民党が本当に反省しているかどうかの試金石だと厳しく問い詰めるなかで、こういう発言が出てきた。こういうデタラメなことしか言えないくらい追い詰められていることを示すものだ。攻めに攻めていきたい」と述べました。


pageup