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2022年8月15日(月)

戦災の記憶継ぎ 平和のバトンを次代へ

秋田 土崎空襲犠牲者追悼

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(写真)空襲犠牲者追悼と反戦・平和への決意を表明する伊藤会長(正面中央)=14日、秋田市

 アジア・太平洋戦争終戦前夜の1945年8月14日夜から15日未明にかけて、アメリカ軍の大空襲で250人以上の尊い命が奪われた土崎空襲の惨禍を後世に伝えようと活動している市民団体「土崎港被爆市民会議」(伊藤紀久夫会長)は14日、秋田市で「土崎空襲犠牲者追悼平和祈念式典」、21世紀子どもたちから平和のメッセージ発表会を開きました。遺族・市民ら130人が参加。穂積志市長らが出席しました。

 伊藤会長は、ロシア政府のウクライナ侵略と、これに乗じた大軍拡、改憲の動きに触れ、ロシア軍の撤退を求め、「9条を生かした平和外交と友好の輪を広げる世論で戦争勢力を包囲し、子どもたちに平和のバトンを渡すため、土崎の地から平和への発信を続けることを誓う」と決意表明しました。

 献花のあと、小・中学生らが平和への思いを込め、メッセージを力強く発表。土崎出身の日本詩人連盟理事、いとうのぼるさんの詩が朗読されました。


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