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2021年10月2日(土)

きょうの潮流

 「政権交代をはじめよう」。この言葉がツイッター上でひろがっています。ついにここまできた、わくわく、一緒にがんばろう。歓迎とともに決意が次つぎと▼総選挙で自公政権を倒し、新しい政治を実現する―政権協力で合意した日本共産党と立憲民主党。作家の平野啓一郎さんも「支持します。自公政権で、ずっと日本は悪くなっているのに、それを続けさせる理由がない。政権交代選挙にすべき」と発信しています▼コロナ失政、格差と貧困の拡大、進まない環境やジェンダーの問題、そして権力の私物化。野党共闘の前進を喜ぶ一方で安倍・菅政権に対する怒りの声も続々と上がっています。それは新総裁の人事でもあらわに▼コロナ禍で国会も開かず派閥争いにあけくれる姿。いまやあらゆる面でチェンジを求められながら生まれ変われない自民党。「新政権」で力をあわせて実らせる市民連合と野党の共通政策は、これまでの政治を根っこから転換するものです▼以前から国民のための連合政府を呼びかけてきた共産党にとっても、こうしたかたちで選挙をたたかうのは99年の歴史で初めて。「私たちは大臣のポストがほしくてやっているわけではない。日本の政治が変わればいい」と志位委員長▼自公政治とは違い、時代は大きく変化しています。この合意も反共デマへの市民による反撃もしかり。主権者である国民が自身の力で国政を動かす画期となるか。すべては選挙で勝利してこそ。そこから日本政治の新たなページが開きます。


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